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チベット人ら留置・取り調べ 線香に火をつけたとして

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2021年4月15日
フリーチベット

東チベットでの拘留は、テュブテン・フンツォクの逮捕につながった。

フリーチベットは、4人のチベット人達が山で線香に火をつけ祈ったことで、先月、ザト県の地元警察によって留置され取り調べを受けた。 4人のチベット人達は3月11日儀式に参加して、山に登り線香に火をつけて祈りをささげた。

3日後、アト郷の彼らの家に警察がやって来て、4人を留置し取り調べを行った。留置された4人のうちの一人、テュブテン・フンツォクは、のちに逮捕された。一方他の3人は釈放されたらしい。

4人のチベット人達を留置したことに加えて、警察は、彼らのIDカードを没収し、ウイチャットのアカウントが記録されているかどうか見るために彼らの携帯を調べた。

4人のチベット人達の両親や親戚たちは警告を受け、もし、また同じようなことがあったら責任を問うと言った。

ザト県は現在青海省の一部として統治されている。チベットのほかの地域同様、チベット人の人々は厳重な監視の下で暮らし、当局は、他人をスパイし情報を集めたものには、高額の奨励金を提供してきた。地元の当局は、そのようなスパイ行為は愛国的行為であると明言してきた。


(翻訳:のぶこ)